:: made in west 展 ::
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2月11日からのmade in west 展、今までの展示会よりプロダクト感がありますが
丁寧でこだわりの技術をお持ちの企業とクリエーターの方とのオリジナル製品なので
無駄なものをそぎ落としたシンプルなデザインと、使い勝手のよい製品が並びます。
今回は7社の企業のものが並びますので、順番にご紹介していきます。
【 神戸ザック 】
〈YETYザック〉
一度背負ってみれば分かる、重い荷物を入れて長い距離を歩くと、もっと分かる。
もともとは登山用に開発されたザックを、タウンユースとして、ユニセックスで違和感なく使える
デザインにアレンジした「YETIザック」は、エベレストに挑む登山隊の特注ザックから、ハイキングリュックまで、
日本人の体型にあった様々なザックを、作り続けている「神戸ザック」と、made in westが共同開発したモデル。
全国のクライマーから、厚い信頼を寄せられている抜群の“背負い心地”は、1971年に、神戸に工房を構え、
長年登山を楽しんできた星加弘之(ほしか ひろゆき)さんが、山で培ってきた経験とノウハウによって、形作られたもの。
荷物を入れて担いだときに、重心が上に来るように考えられた、体の曲線に沿わせた立体パターン、
汗を吸いとるためのクッション、ショルダーの角度や肩への負担を軽くする仕様など、基本となる「神戸ザック」
独自の構造はそのままに、普段使いにも便利なディテールだけを残して、全体をコンパクトに。
ベルトと底部には、ヌメ革とスウェードを組み合わせることで、クラシックな表情と機能性を兼ね備えたデザインに。
ボディの素材は、セルスパンナイロン。強度と軽量性に優れ、使い込むほどにやわらく味がでてくるビンテージライクな風合いが特徴で、経年変化でアメ色に変わっていくベルトのヌメ革との相性も◎です。
〈デイバッグ〉
ベースとなっているのは、神戸ザックが創業当初より取り扱う帆布製のフレンチタイプ。
フォルムを縦長に、底マチをななめにすることで、たくさん荷物を入れても重みを感じず、また胴背部分の立体裁断によって、バツグンのフィット感と安定感をもたらします。
オリジナルモデルどおりの、飴色に経年変化していくヌメ革を使ったメインベルト、フェルトを裏打ちしたショルダーベルト、パラフィン加工で防水した丈夫な帆布の組み合わせを活かし、3色展開のパイピングで、バリエーションと彩りを加えました。山で雨にあっても、色落ちしにくい業務用の帆布が採用されています。
使いこむほど、だんだん色が浅くなり、やわらかい風合いに馴染んでいきます。
ほとんどの製品はパーツから手作業で作られるため、大量生産とはいきませんが、
ひとつずつ、ていねいに作りあげられる製品には、
長年の経験で培った技術とセンスが、余すところなく生かされています。
*全てのカラーが揃う予定ですが、見て頂いてオーダーをお伺いするカタチになります。