2010年 12月 06日
::建築、大好き::
|
メキシコの建築家ルイス・バラガンはとても好きな建築家のひとりです。
知り合いの設計士の方にその話をしたら、本を貸してくれました^^
普段は地味な感じが好みですが・・・バラガンは別です^^
メキシコという広大な土地や空の色・植物の色等のバランスがとても良いのでしょうね。
建築家 斎藤裕氏著 "CASA BARAGAN"
☆バラガン邸の中庭から見た眺望
著者の内容の中から
"この住宅で心打たれるのは、長い時間、独りで過ごせる空間であることだ。
もちろん、住宅では家族や友人と過ごす空間を想定することが必須だ。
だが、より初源的な住宅のあり方への問いかけがここにはある。
すなわち、生きることは独りが核なのであり、それが住まうことの原点ではないか。
そして、一生でもっとも長い時間を過ごす「自分の家」は、独りでいても満ち足りて安息があり、
また、生きる活力が湧いてくる、そんな質を獲得することが根本のあり方ではないだろうか?"
この言葉にとても共感できてバラガンの住宅にはその様子が強く感じられるように思います。
出来上がった建物+住み手の考え方・暮らし方で空間も変わってくるのだろうと思います。
本当に、空間の表現の仕方・色彩の見せ方/使い方・光の取り入れ方・水の使い方等
どこをとってもすばらしいなぁ。。。
ぜひ、いつか実物を観てみたいものです^^
by mo1010
| 2010-12-06 00:06
| 日々のこと